【機能性食品 Vol.232】

水産研究・教育機構が今日発足、未利用魚と希少魚、希少糖

(2016.04.01 16:22)
河田孝雄
4月発足の新生NARO
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 まずは機能性表示食品の届け出件数から。この1週間では今週月曜日(2016年3月28日)に2件、今週水曜日(3月30日)に6件、届け出受理を消費者庁が公表しまして、合計275件になりました。

 3月30日公表分の注目は、1週間前のメールで紹介した日本水産が、3件追加したことです。日本水産の機能性表示食品の届け出は、これで5件になりました。

 [2016-3-25]
【機能性食品 Vol.231】、日本水産初の機能性表示食品、
食事バランスガイドと温州ミカンで栄養疫学の成果
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/mag/foodmail/16/03/25/00014/

 また、3月28日公表分では、こんにゃくセラミドの記事まとめました。

[2016-3-29]
こんにゃくセラミドが肌乾燥対策の機能性表示食品に
ダイセルが素材供給、資生堂のトクホは近く実現へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/29/00458/

 さて、今日(4月1日)から新しい年度(2016年度)が始まりまして、2016年度予算が500億円強の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と、200億円弱の水産研究・教育機構(水産機構)が誕生しました。

[2015-9-14]
農水省の国立研究開発法人は2016年春に4組織に、2016年度要求額は農研機構548億円、水産機構176億円
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150914/187376/

 また今日設置された東京大学の社会連携講座の記事を、さきほど掲載しました。

[2016-4-1]
東大農の初の社会連携講座はサントリー
「栄養・生命科学」社会連携講座が4月発足
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/04/01/00485/

 こちら先週土曜日(3月26日)は東京海洋大学の日本水産学会、翌日曜日(3月27日)からは札幌市の日本農芸化学会を取材しました。次の記事をご覧ください。日本薬学会の記事も1つあります。

※日本水産学会の関連記事

[2016-3-30]
OISTマリンゲノミクス、オキナワモズクと海ぶどうのゲノム解読
藻類学会や水産学会で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/29/00459/

※日本農芸化学会の関連記事

[2016-2-26]
日本農芸化学会、学会賞は河田照雄氏と佐藤隆一郎氏
技術賞はべにふうき、カネカ、キッコーマン、キリン
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/02/26/00289/

[2016-3-23]
農芸化学会の講演トピックス、28題のうち6題が腸内フローラ関連
学会100周年に向けた最初のテーマも腸内フローラ
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/22/00423/

[2016-3-28]
日経バイオテク3月28日号「特集」、ゲノム時代の天然物創薬
休眠ゲノム資源を深掘り、代謝産物の多様性を拡張
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/theme/16/03/23/00012/

[2016-3-28]
農芸化学会が札幌市で開幕、鈴木章博士が高校生にメッセージ
理研の長田裕之博士がInhoffenメダル受賞講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/28/00448/

[2016-3-29]
富士フイルムがNGSで腸内フローラ解析
機能性表示食品のサラシアの作用を深掘り
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/29/00456/

[2016-3-29]
花王生科研と小笠原NAIST学長ら、枯草菌ゲノム縮小株でPGAとDPA
JSTのALCAの成果、阪大と神戸大も連名
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/29/00457/

[2016-3-31]
花王生科研と広島大、乳酸高生産の糸状菌をゲノム編集
エンドヌクレアーゼを併用してプラチナTALENで遺伝子破壊
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/31/00477/

[2016-3-31]
協和発酵バイオ、D-プシコースをグルコースから高効率生産
セルフクローニング大腸菌の成果を農芸化学会で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/31/00471/

※日本薬学会の関連記事

[2016-3-31]
日本薬学会で「希少糖の世界」シンポジウム
松谷化学はメタボ対策への臨床的アプローチを発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/31/00470/

 さて、先日の朝のTV番組で「未利用魚」の話題が取り上げられていました。魚などの水産資源は世界的な需要増や、地球規模の気候変動などの影響により、不足しがちですので、日本人は、新しい美味しい魚を、次々と食べています。

 元400mハードルの選手として著名な為末大さんが「希少魚」と呼ぶのがよいのでは、とTVで発言していて、なるほどな、と思いました。

 先に紹介した日経バイオテクの記事にも「希少糖」の関連が2本ありますが、「希少」というのはいい響きの言葉ですよね。

 魚のTV番組では、「マイナー魚」と呼べると、どなたかが発言してましたが、「マイナー」と「希少」とでは、有難味がだいぶ違います。

 水産学会や農芸化学会の記事、追って報道してまいります。

 原則毎週金曜日に配信している日経バイオテク機能性食品メールに掲載している記者によるコラムを掲載します。

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