【機能性食品 Vol.229】

カルピス、味の素傘下からアサヒ傘下で改組急ピッチ、凹茶と脳腸相関乳酸菌

(2016.03.11 19:00)
河田孝雄
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  【日経バイオテク/機能性食品メール】
     【2016.3.11 Vol.229】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 まずは機能性表示食品の届け出件数から。この1週間では月曜日(2016年3月7日)に3件、水曜日(3月9日)に1件、届け出受理が公表されまして、合計241件になりました。

 この中で注目は、ファンケルの「腰ラックス」です。

[2016-3-8]
ファンケルが腰の不快感を軽減する「腰ラックス」
一丸ファルコスがプロテオグリカンを定量
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/08/00346/

 さて、今回は、先週も紹介した「アサヒ凹茶」と、脳腸相関に作用するガセリ菌の話題を届けます。

[2016-3-4]
アサヒ飲料、りんごポリフェノールでお腹脂肪減らす機能性表示食品「凹茶」
トクホ実績のある独自素材を活用
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/04/00324/

[2016-3-9]
アサヒカルピス、脳腸相関に作用するガセリ菌を商品化
徳島大との成果をサプリメントにも活用
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/08/00347/

 この最初の「凹茶」の記事の最後に少しまとめましたが、アサヒグループHDは2016年1月に日本国内の飲料事業と食品事業を再編したため、旧カルピスの機能性食品(通信販売、素材)事業および飲料事業は、アサヒグループHDの100%子会社として1月に設立されたアサヒカルピスウェルネスが継承しました。旧カルピスの海外飲料事業および発酵応用研究に関する組織と間接機能の一部は、アサヒグループHDに機能移管されました。

 また、新たなカルピスが、アサヒ飲料の子会社として誕生しました。この新カルピスは、旧カルピスの100%子会社で乳製品の販売を手掛けていたカルピスフーズサービスを商号変更した組織です。なお、旧カルピスが持つ国内飲料事業および営業部門は、2013年9月にアサヒ飲料に移管統合され、カルピスブランド製品などのカルピス製品のマーケティング・販売機能は2年半前からアサヒ飲料が継承しています。

 カスピスの創業はその前身から含めると1917年とのことで、来年100周年を迎えます。1990年10月に味の素と業務提携し、97年10月に味の素と経営統合し、そして2012年10月にアサヒグループホールディングスの傘下に入りました。

 このアサヒ傘下で、カルピス関連の改組が急ピッチで進んでいます。引き続き、注目してまいります。

 この他、国立研究機関の世界ランキング、機能性の研究で重要なイメージング、カルタヘナ法・ゲノム編集、修飾ペプチドの記事も今週、まとめました。ご覧ください。

[2016-3-9]
国立研究機関の世界順位、トップ10の国別では日本が仏に次いで2位
Thomson Reuters社が国立研究機関のランキングを初発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/09/00350/

[2016-3-9]
理研と阪大、北大、蛍光蛋白質GimRETで分子混雑を定量
細胞核内の分子混雑はES細胞の未分化維持に関連
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/09/00352/

[2016-3-11]
環境省がカルタヘナ法の施行状況検討に「ゲノム編集」追加
報告書(案)のパブコメを3月10日開始
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/11/00364/

[2016-3-10]
東大の菅教授と後藤助教ら、主鎖修飾ペプチドを簡便合成
酸化剤でアゾール骨格、還元剤でアゾリジン骨格と還元型アミド
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/10/00358/

 原則毎週金曜日に配信している日経バイオテク機能性食品メールに掲載している記者によるコラムを掲載します。

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