【機能性食品 Vol.228】

ミツカンが食酢の機能性表示食品で6件追加、ダイドーが燕龍茶トクホで3ブランド

(2016.03.04 19:00)
河田孝雄
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 【日経バイオテク/機能性食品メール】
    【2016.3.4 Vol.228】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 まずは機能性表示食品の届け出件数から。この1週間では月曜日(2016年2月29日)に3件、水曜日(3月2日)に3件、木曜日(3月3日)に6件、届け出受理が公表されまして、合計237件になりました。

 この中で注目したいのは、アサヒ飲料の「アサヒ凹茶」と、ミツカンの食酢飲料6件です。

[2016-3-4]
アサヒ飲料、りんごポリフェノールでお腹脂肪減らす機能性表示食品「凹茶」
トクホ実績のある独自素材を活用
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/04/00324/

[2015-6-16]
酢酸が内臓脂肪を減少、ミツカンの黒酢飲料が8月下旬から機能性表示食品の表示に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150616/185634/

 ミツカンは、2015年5月に届け出が受理された8件については、9月頃から機能性表示食品の表示に切り替えました。今回受理された6件は、販売開始予定日が2016年4月30日と、届け出資料に記載されていますが、実際の販売開始はこれより少し遅くなるとのことです。

 ミツカンは、酢酸を“関与する成分”とする特定保健用食品(トクホ)の表示許可も取得していて、トクホでは血圧高め対策の機能を表示しています。

 酢酸が関与成分のトクホといえば、ライオンの誇大表示について消費者庁が3月1日に勧告しました。

※消費者庁ウェブサイト
2016年 3月1日 食品 ライオン株式会社に対する健康増進法に基づく勧告について
http://www.caa.go.jp/foods/index4.html#m06
誇大表示の禁止(健康増進法第31条第1項)

※ライオンウェブサイト
2016年3月1日 消費者庁からの勧告に関するお知らせ
http://www.lion.co.jp/ja/

 それから今週は水曜日(3月2日)に、トクホ12品目が許可されまして、トクホ総数は1238(許可1237+承認1)になりました。

 このうち注目のトクホは、ダイドードリンコの飲料7品目です。関与成分は「燕龍茶フラボノイド」で、血圧高め対策の飲料です。ダイドーは、この関与成分のトクホ飲料「燕龍茶レベルケア」を08年8月に発売し、2010年7月に1本当たり40円ほど値下げし、2012年8月のリニューアル発売で同10円値上げするなど、事業化を進めてきました。

[2013-1-22]
ダイドードリンコ、2013年1月期決算説明会で東海大医の川田浩志准教授が基調講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130122/165657/

 今回の7品目は「燕龍茶」ブランド3品目と、「さら茶」3品目、「優香」1品目。ブランドを3つに増やしたということは、かなりの販売促進の取り組みを予想できます。

 この他、今週の記事では、江崎グリコのパプリカとキリンのビール苦み成分、湧永製薬の熟成ニンニク抽出液の記事も、それぞれご覧ください。

[2016-3-2]
内閣府ImPACT、グリコのパプリカとキリンのビール苦味成分を表彰
山川プロHealthcare Brainチャレンジを国際展開へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/02/00313/

[2016-3-2]
湧永製薬と広島大、Harvard大、熟成ニンニク抽出液が線虫の寿命を延長
SKN-1を介する成果をScientific Reports誌で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/03/02/00317/

 原則毎週金曜日に配信している日経バイオテク機能性食品メールに掲載している記者によるコラムを掲載します。

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