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【日経バイオテクONLINE Vol.3149】

医療に貢献したい気持ちを原点に

(2019.04.24 08:00)
三井勇唯

 皆様、はじめまして。この4月に日経BPに入社し、日経バイオテク編集部に配属されました、三井勇唯(みついゆうい)と申します。

 大学では薬学を専攻しており、製剤学の研究室に在籍していました。一般に、経口投与する医薬品は肝臓による代謝を受け、最終的に作用する薬物量が低下してしまうことが問題とされていますが、経皮投与ではそのような代謝経路を避けて全身に医薬品を届けることができます。また、局所適用型の製剤では、医薬品による全身性の副作用を避けることができると同時に、医薬品の投与量を減らすことができるため、安全面や経済面などで多くのメリットがあります。私は研究室で貼付剤に関する製剤の研究をしてきました。具体的には、生体適合性の高い基剤を用いて、薬物を含有したハイドロゲル状の貼付剤を成形し、その吸水性や薬物の放出挙動を検討することで、創傷の治療を加速させることができる製剤の開発を目指してきました。

 また、在学中は軽音サークルに所属し、ドラムを担当しておりました。それまで全く楽器など経験したことなかったのですが、仲間との練習の結果、だいぶ上達したと思います。非常に充実した時間でした。今でも趣味でロックバンドの音楽を聴いています。これからも自分の熱中できるものを探し、趣味にも全力で取り組んでいきたいです。

 そんな私がこのメディア業界に飛び込んだ原動力ですが、大学在学中に医療現場で実務実習をしていた際に感じた「医療業界に対してメディアの力で貢献したい気持ち」だと思っています。現在、日本には、治療満足度が低い疾患で困っている患者さんがたくさんいます。新しい治療法が確立されることを切に願っている患者さんやそのご家族を、目の当たりにしてきました。そこで私は、情報を通じて医療の進歩を少しでも加速させたいと強く思うようになりました。

 「患者さんを救いたい」という思いは読者の皆様も同じだと思います。私は、皆様が取り組まれている研究開発の成果を積極的に発信していくことで、皆様の研究開発が少しでも早く実用化されることをお手伝いしたいと考えています。未来の技術を発展させていく主人公は、他の誰でもなく皆様だからです。

 取材を通して、私自身も知識を蓄え成長したいと感じます。知識も経験も少なく、分からないことだらけですが、誠実・素直であることを忘れずに、自分から積極的に取材し、情報を通じて皆様のお役に立てたらと思います。

 至らない点も多々あるかと存じますが何卒よろしくお願い申し上げます。