【日経バイオテクONLINE Vol.2717】

盛り上がる蛋白質医薬の開発・製造受託事業

(2017.07.05 08:00)
高橋厚妃

 皆さま、おはようございます。日経バイオテクの高橋厚妃です。2017年6月下旬、米サンディエゴで開催された、世界のバイオ業界最大の展示会である米BIO International Convention(BIO)に立ち寄る機会がありました。

 各企業がブースを出している展示会場を見て回ったのですが、参加者の多くは、展示会場の一番奥のスペースでパートナリングの交渉を行っていたため、展示会場の通行人はそこまで多くありませんでした。しかし、蛋白質医薬の開発・製造受託(CDMO)企業のブースが集まった区域には、他より人が多くいるように感じ、雰囲気が少し違ったのです。

 まず、各社のブースが大きく、派手で目立つ。ある企業は、2階建てのブースを出していました。その上、たくさんの人が各社のブースに出入りしており、にぎやかでした。参加者からは、「パートナリングスペースでの交渉もあるが、思った以上にブースでの交渉も多い。こんなことなら、誰と話しているか分かりにくい、外側から見えないスペースをもっと作ったほうがよかったかも・・・」との声も聞こえたほどでした。

 2016年2月29日号の特集で、蛋白質医薬のCDMOサービスについてまとめましたが、その後、旭硝子がデンマークCMC biologics社を約600億円で買収したり、既に買収した海外企業に対し、日本企業が投資を行い、設備増強するなど変化が著しい分野です。引き続き注力していきたいと思っています。

 バイオ研究者やバイオ産業に携わる方、約5万人に向けて月曜から金曜まで週5回配信している日経バイオテクONLINEメールに、水曜日と金曜日に掲載している記者によるコラムを掲載します。

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