【日経バイオテクONLINE Vol.2611】

今年のテーマはバイオベンチャーです!

(2017.02.01 08:00)
橋本宗明

 日経バイオテク1月30日号に、毎年恒例の「バイオ企業番付」を掲載しました。ご覧いただきましたでしょうか? 編集部では毎年1月後半から2月初頭に、日本でバイオ分野の活動を行っている企業について、日本での研究開発活動の状況や、その成果を基に番付を作成して発表しています。今年の番付では、アステラス製薬、タカラバイオといった横綱の常連組に加えて、小野薬品工業とJCRファーマとが新たに横綱に加わりました。小野薬品は抗PD1抗体「オプジーボ」(ニボルマブ)の適応拡大などでブロックバスターに成長させたことが、JCRファーマは国内初の他家再生医療製品「テムセルHS注」(ヒト(同種)骨髄由来間葉系幹細胞)を発売したことが評価されました。

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 バイオ企業番付は、日本での活動をベースとしていますので、海外企業の場合はその日本法人が対象となります。また、グループ企業などは、原則グループ全体で評価するようにしていますが、子会社が別途上場していたり、バイオ分野では子会社単体の方がプレゼンスが高いなどの場合には、子会社のみで番付を作成しているケースもあります。本誌に掲載したのは横綱、大関、関脇、小結までですが、ONLINEでは十両と幕下のバイオ番付も掲載していますのでぜひご覧ください。

2017年1月30日号リポート「2017年バイオ企業番付」
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/082400017/012600010/

 バイオ番付を作成するための議論をしていて感じたのは、ベンチャー企業が番付の上位にしっかりと顔を出してきているということです。横綱のタカラバイオはもちろん、JCRファーマもバイオベンチャーといっていい存在でしょう。大関のそーせいグループ、関脇のノーベルファーマ、ペプチドリーム、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、シンバイオ製薬も番付の中でしっかりとその存在感を示しています。

 一方で、技術革新のスピードの速さを反映して、バイオ分野では新しいベンチャーが日々新設されています。将来、横綱を張るような企業も既に登場している可能性があります。そこで、今年の当編集部の強化取材テーマの1つにバイオベンチャーを据え、これまで以上にバイオベンチャーの研究開発内容のフォローアップや、新しいバイオベンチャーの発掘、報道に力を入れていこうと考えています。

 既に1000社に達していると見られる国内バイオベンチャーの中から、次代のバイオ産業を担うような企業を探す作業はなかなか骨が折れる半面、楽しいものです。そんなわけで、編集部員で手分けして、バイオベンチャーの取材を開始しています。とはいえ我々のネットワークにも限りがありますので、「こんなバイオベンチャーがあるのを知っているか?」「ぜひここを取材してみてほしい」など、バイオベンチャーに関する情報がありましたら、下記のフォームより、ぜひ情報をお寄せください(必ず取材するとお約束はできませんが、取材の参考情報とさせていただきます)。

問い合わせフォーム
https://support.nikkei.com/helpdesk?category_id=674&site_domain=nikkeibp

 本日はこの辺りで失礼します。
               日経バイオテク 橋本宗明

 バイオ研究者やバイオ産業に携わる方、約5万人に向けて月曜から金曜まで週5回配信している日経バイオテクONLINEメールに、水曜日と金曜日に掲載している記者によるコラムを掲載します。

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