【機能性食品 Vol.214】甲陽ケミカルのグルコサミンが機能性表示食品に、アグリ展示会にドローン
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  【日経バイオテク/機能性食品メール】
     【2015.11.20 Vol.214】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 まずは恒例の機能性表示食品の届出書受理情報から。この1週間では、火曜日(11月17日)に4件、今日金曜日(11月20日)に1件が加わり、合計143件になりました。

 この中で紹介したいのは、甲陽ケミカルのサプリメント「グルコサミン」(届出番号:A139、届出日:2015年9月24日)です。「グルコサミンは、運動や歩行などにおける軟骨成分の過剰な分解を抑えることで、関節軟骨を維持することが報告されている」旨を表示します。

 甲陽ケミカルでは、グルコサミンの健康機能への取り組みをいち取り組み、グルコサミン研究会などで発表してきました。

[2008-2-8]
BTJ /HEADLINE/NEWS 2008/02/08 THE PRIME MAIL 第1096号
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/bc/0020/0014/

[2007-2-15]
サントリー、ケルセチン配糖体は単独で関節炎予防効果を発揮、
グルコサミン研究会で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2004/2081/

[2005-5-23]
順天堂大ほか、第1回グルコサミン研究会を6月23日に都内で開催、
企業はポッカが発表https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2003/0172/
 
[2005-11-17]
甲陽ケミカル、グルコサミンを製造する境港工場で日本健康食品規格協会
「食品原材料GMP」の認証第1号
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2003/3221/

[2003-7-8]
甲陽ケミカル、順大医、グルコサミンが関節炎の進行を抑制、
免疫ミルクに続けるか
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2002/0981/

 グルコサミンの機能性表示食品は先に、アサヒフードアンドヘルスケアがサプリメント「ディアナチュラゴールド グルコサミン」について届け出を行い(A29、2015年5月8日) 機能性関与成分「グルコサミン塩酸塩」について「ヒザ関節の動きの悩みを緩和することが報告されている」旨を表示しています。

 このように機能性を表示する日本語の工夫と、用いているエビデンスの解析データを比較していくと、おもしろいです。

 さて、今週は水曜日(11月18日)から今日(20日)まで東京ビッグサイトで同時開催された「アグリビジネス創出フェア」(主催:農林水産省)と、「アグロイノベーション2015」(主催:日本能率協会)を取材しました。例年通り、隣接した会場で自由に行き来できる会場設営でした。

 創出フェアのテーマは「知の集積と地方創生」。直径1mを超えるような、大型のドローンの実機が展示されていたので、写真に収めました。先日、福島県の畑で、生育状況などの把握でドローンを活用した案件を発表なさっていた、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授の岩田洋佳さんが、会場にいらっしゃいました。

[2015-10-16]
日経バイオテク10月12日号「機能性食材研究」(第22回)、ソバ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20151016/188011/

 ドローンの活用では、カゴメと2015年春から共同研究を開始したNECのブースで、ポルトガルやオーストラリアにおけるトマト栽培の取り組みについても、お話しをうかがいました。

 カゴメは2015年3月から、NECと共同でビッグデータを活用した加工用トマト栽培技術の開発に着手し、まずは2015年夏に現地子会社があるポルトガルの試験圃場において、各種センサーや人工衛星・ドローンなどから得られるデータを活用して収穫量などの最適化・最大化を検証しました。次いで10月からは現地子会社があるオーストラリアでの検証を始めています。

[2015-10-27]
カゴメのリコピン機能性表示、販売目標はサプリ6000万円、ジュース41億円
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20151027/188183/

[2015-10-16]
【機能性食品 Vol.209】カゴメがリコピンで機能性表示、
食品免疫学会、酵素工学会、BioJapan2015
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20151017/188022/

[2015-10-16]
リコピンが善玉コレステロールを増やす、
消費者庁がカゴメの機能性表示食品届け出を受理
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20151016/188007/

 このあたりの取り組みも、来週月曜日(11月23日)発行の日経バイオテク2015年11月23日号の特集記事「機能性表示食品」の中で、紹介しています。

 この特集記事の中では、トクホで実績のある機能性食品の実力企業で、まだ機能性表示食品の届け出受理が公表されていない企業の動向についても、少しまとめました。

 花王は、機能性表示食品の制度が始まった2015年4月以降に、新たなトクホの申請を大量に行っています。11月10日に消費者庁が消費者委員会に諮問したトクホは、10件全部が花王の茶カテキン(体脂肪)の清涼飲料でした。また、クロロゲン酸のダブル機能(血圧高めと体脂肪)の清涼飲料も、10月19日に1件、9月15日に2件諮問されました。今後どのように事業展開を進めるかに注目しております。

 トレハロースシンポジウムの記事や、発酵青バナナ、明治のヨーグルト躍進の関連記事も、この1週間でONLINE掲載しております。ご覧いただければと思います。

[2015-11-16]
第19回トレハロースシンポに300人、京大が耐凍結乾燥性の機構検証、崇城大は制癌効果、嚥下食や麹入りソーセージ活用も
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/092800003/111300061/

[2015-11-20]
インフルエンザ予防に発酵青バナナ、ファーマフーズとドールが製法確立
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/092800003/112000106/

[2015-11-19]
総合企画センター大阪、ヨーグルト・乳酸菌飲料市場は2.8%増の5130億円
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/092800003/111900098/