新春展望2017

PXBマウスのウイルス性肝炎以外での有用性を広めたい

(2017.01.02 00:08)
蔵本健二=フェニックスバイオ社長

 新年明けましておめでとうございます。

 当社はヒト肝実細胞を免疫不全肝障害マウスの肝臓に移植し増殖させることでマウス肝実細胞の約70%以上を移植細胞で置換したPXBマウスの生産・PXBマウスを用いた受託試験を実施しています。

 創薬においては様々な実験動物が使用されていますが、近年はチンパンジーなどの使用が制限される一方で、ヒト臨床試験に向けてヒトを想定した精度の高い前臨床試験データが求められるケースが増えています。

 このような状況下、私たちのPXBマウスが有用な前臨床データを提供する実験動物として、果たすべき役割は極めて重要であると考えています。PXBマウスは抗肝炎ウイルス薬の分野では国内はもとより海外においても多くの研究成果が公表され、その有用性がウイルス性肝炎の研究者に広く知られていますが、前臨床試験の薬物動態や毒性試験、ウイルス性肝炎以外の実験動物としては未だ知名度が高いとは言えません。

 2017年はプロモーション活動を通じてPXBマウスの普及拡大に努めるとともに、米国での事業拡大を進め、マウス販売体制整備を行ってまいります。製薬企業が全人類の福祉のために創薬事業での一日でも早い成功が望まれる中、私たちは製薬企業におけるPXBマウスの普及により創薬事業が前進する一助となることで、社会貢献の一役を担う企業を目指してまいります。

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