新春展望2017

新たな出発の年、2017年

(2017.01.02 00:05)
原田洋子=タグシクス・バイオ社長、古関千寿子=同副社長

 明けましておめでとうございます。年明け早々にこのような記事を書く機会をいただき、タグシクス・バイオ一同気持ちを引き締めているところです。

 2016年はタグシクス・バイオにとっては大きな変革の年でした。核酸医薬品開発を目指す創薬ベンチャーとして、新しい経営陣で資金集めに奔走するところから始まり、おかげさまで当社のビジネスプランにご賛同いただいた方々からのご協力を得て、新たなスタートとなりました。前社長の平尾一郎氏は、研究開発拠点をシンガポールのIBN研究所に移しましたが、長年の研究開発成果である「遺伝情報の拡張技術による機能性核酸作成技術」を、今後はIBNでは診断・検出薬として、タグシクス・バイオでは核酸医薬品として開発し、日本発の技術をグローバル展開していくことになります。 

 医薬品業界では、ニューモダリティー、つまり低分子や抗体医薬以外の分子種の創薬シーズが求められています。2016年は、Xenoligoと命名したタグシクス独自の基盤技術が、ニューモダリティーとしての創薬を可能にすると実感できた年でもありました。近年、薬としての効果は素晴らしいものの高価な薬価が付く医薬品が増えているため、将来的な医療経済の維持に懸念を生みだしています。DNAをベースとした核酸医薬品・Xenoligo独自の特性(高い結合力、高い選択性、効果的な安定化の手法、安定供給可能、安価な製造コスト)が、そのような現状を打開していく可能性を追及しつつ、2017年は役員も社員も一層気合が入る年になりそうです。

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