再生・細胞医療 産業化に向けた道標(第4回)

再生・細胞医療の実用化のカギを握る周辺産業とサプライヤー戦略

(2019.02.19 08:00)1pt
花村 遼=アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル、塩原 梓=アーサー・ディ・リトル・ジャパン シニアコンサルタント

 第1回から第3回までの連載では、再生・細胞医療におけるグローバルの開発動向を俯瞰しながら、疾患×モダリティごとの「勝ち筋」を分析し、中長期的な再生・細胞医療の5つの実用化シナリオを提示した。その上で、技術の多様性・不確実性から、フラグメント化する再生・細胞医療市場においては、環境変化の兆候を把握するサインポスト分析とその変化に合わせた戦略の柔軟性こそが重要であると述べた。第4回の本稿では、再生・細胞医療の実用化のカギをを握る周辺産業に焦点を当てて、そこで何が課題になっているのか、特に重要となる細胞製造部分に焦点を当てて、議論していきたい。

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花村遼
アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル
 東京大学工学部卒業、東京大学工学系研究科修士課程修了。グローバルヘルスケア・ライフサイエンスプラクティスの日本のコアメンバー。ヘルスケア・ライフサイエンスおよびFMCG (食品・飲料、化粧品)領域を中心に全社・事業戦略、R&D戦略・新規事業創出、中計策定、マーケティング、M&A/提携戦略、事業性評価などのプロジェクト経験を有する。


塩原梓
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネージャー
 東京大学薬学部卒業、東京大学薬学系研究科修士課程修了。ヘルスケア業界を中心に全社・事業戦略、R&D戦略、新規事業創出、などのプロジェクト経験を有する。
 全6回に分けて多面的に再生・細胞医療の産業化に向けた方向性について議論する。従来の製薬産業から競争原理が大きく変わる再生・細胞医療の産業化に向けて、何が課題になっており、どういう打ち手が必要かを考察する。

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