再生・細胞医療 産業化に向けた道標(第3回)

根本治療の実用化に向けた5つのシナリオ

(2019.01.11 08:00)1pt
花村 遼=アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル、塩原 梓=アーサー・ディ・リトル・ジャパン シニアコンサルタント

 第2回の連載では、再生・細胞医療がターゲットとする疾患の市場ニーズや、各疾患における根本治療技術の進展度合いから、疾患×モダリティの「戦況」を把握し、勝ち筋技術の仮説を総合的に分析した。この分析により、短期的(5年以内)に市場が立ち上がる領域がある程度見えてきた一方で、中長期には、技術的な不確実性の高さより、複数の実用化シナリオを見据えておく必要があることを述べた。第3回の本稿では、現在想定される5つの実用化シナリオを紹介した上で、これらのシナリオが再生・細胞医療へ与えるインパクトにつき、考察していきたい。

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花村遼
アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル
 東京大学工学部卒業、東京大学工学系研究科修士課程修了。グローバルヘルスケア・ライフサイエンスプラクティスの日本のコアメンバー。ヘルスケア・ライフサイエンスおよびFMCG (食品・飲料、化粧品)領域を中心に全社・事業戦略、R&D戦略・新規事業創出、中計策定、マーケティング、M&A/提携戦略、事業性評価などのプロジェクト経験を有する。


塩原梓
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネージャー
 東京大学薬学部卒業、東京大学薬学系研究科修士課程修了。ヘルスケア業界を中心に全社・事業戦略、R&D戦略、新規事業創出、などのプロジェクト経験を有する。
 全6回に分けて多面的に再生・細胞医療の産業化に向けた方向性について議論する。従来の製薬産業から競争原理が大きく変わる再生・細胞医療の産業化に向けて、何が課題になっており、どういう打ち手が必要かを考察する。

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