久保田文の“気になる現場“

突然死の原因を紐解くゲノム解析の可能性

(2019.10.10 08:00)1pt
久保田文

 親しい人が、誰も予期しない突然の死を遂げたら、あなたはどう感じるだろうか。悲しみや嘆き、絶望といった感情と同時に「なぜ死んだのか」「その理由を知りたい」といった気持ちも湧き出てくるだろう。突然死の中には、司法解剖などを行っても、残念ながら死因の特定に至らないケースがある。そうした解明できない死の原因を、もしゲノム解析によって明らかにすることができれば、遺された人々が突然死を受け入れるための一助となるだろう。それだけではない、新たな突然死を防ぐことにもつながるかもしれないのだ。国内のある法医学教室がスタートさせた取り組みを追った。

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久保田文
日経バイオテク副編集長、日経メディカル副編集長
 2002年東京農工大学農学部卒業、同年日経BPに入社。2002年から7年間、月刊誌の日経バイオビジネス(現在は休刊)、ニューズレターの日経バイオテクの記者として、国内外のバイオ・ヘルスケア業界を取材、記事を執筆。2009年から5年間は、医師向けの日経メディカルの記者として、様々な診療科で臨床現場を取材、記事を執筆。2014年4月から現職。
 日経バイオテク副編集長の久保田文が、心に刺さったバイオの“現場”について、読者にお届けする不定期の連載コラムです。

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