選択と集中の長い道のり

 中外製薬が2019年10月24日に、第2四半期の決算発表のタイミングで公表したパイプライン表には、自社創出した候補抗体が8品目掲載されている。このうち、7品目が何らかの改変抗体の技術を適用したものだ。ただ、視神経脊髄炎スペクトラム(NMOSD)の治療薬として製造販売承認申請中の抗IL6受容体リサイクリング抗体のサトラリズマブと、透析掻痒症を対象にフェーズIIを実施中の抗IL31受容体A抗体のネモリズマブ(抗体の電荷を調節して血中半減期を延長するACT-Igの技術を適用)以外では、発作性夜間ヘモグロビン尿症を対象に抗C5リサイクリング抗体のSKY59がフェーズI/II、残りはフェーズIと、臨床初期の段階にある。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
※Mmの憂鬱Premium会員が閲覧できるのは「Mmの憂鬱Premium」のコラム記事だけです
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)