イノベーションの系譜─ヘムライブラ誕生の舞台裏 9

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(2019.11.20 08:00)1pt
橋本宗明

 血友病Aは、血液凝固第VIII因子がうまく働かない遺伝性の疾患だ。凝固因子の活性が、健常者の平均に対して1%未満だと重症、1%から5%だと中等症、5%から40%だと軽症に分類される。軽症は大きなけがや手術の際に異常出血を起こす。中等症や重症になると自然に出血を起こすようになる。特に関節内出血を頻繁に起こすようになると、関節が変形して破壊されてしまう。また、頭蓋内や頸部で出血を起こすと生命に関わることもある。

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橋本宗明
日経ビジネス編集委員、日経バイオテク編集委員
橋本宗明(はしもと ひろあき)  1987年京都大学農学部卒業、同年日経マグロウヒル社(現日経BP)に入社。2006年にバイオ産業の専門ニューズレター日経バイオテクの編集長に就任。以来、一時薬剤師向けの日経ドラッグインフォメーションの編集長を務めるが、10年以上にわたって日経バイオテク編集長を務め、日本のバイオテクノロジー産業や医薬品業界の研究開発と産業化の動向を報道してきた。2019年4月より現職。
 イノベーティブな製品開発はどのようにして成し遂げられたのか。国内バイオ企業が実現したイノベーションの舞台裏に、橋本宗明が迫ります。

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