候補抗体ACE910の創製

 第三世代の二重特異性抗体の取得を目指した服部有宏たちの挑戦は、2006年11月に始まった。当時、既にヒト化抗IL6受容体抗体の「アクテムラ」が国産初の抗体医薬として承認されていたことには触れたが、それ以外ではヒト化抗HER2抗体の「ハーセプチン」、キメラ型抗CD20抗体の「リツキサン」、キメラ型抗TNFα抗体の「レミケード」などが既に日本で販売されていたが、ヒト化抗VEGF抗体の「アバスチン」は、まだ日本での承認取得には至っていなかった。

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