キリンビール起源の初の抗体医薬

 協和キリンが2018年に発売した抗FGF23抗体の「クリースビータ」は、一部の低リン血症性くる病・骨軟化症という希少疾病を対象とした治療薬である。発売3年目にして全世界における売上高は500億円を突破する見通しだ。臨床開発では米Ultragenix社というベンチャーの手を借りたものの、キリンビールの医薬事業の研究所で標的を同定し、キリンビールが米Medarex社と開発した完全ヒト抗体産生マウスの技術を適用して開発した、キリンビール起源の初めての抗体医薬だ。「イノベーションの系譜」第3弾では、1998年から2018年までの20年間にわたるクリースビータ開発の軌跡に焦点を当てる。

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