第VIII因子を超越した抗体

 中外製薬で抗体医薬の研究が本格化するのは2000年ごろからだ。土屋政幸と佐藤功が英MRCでヒト化を成し遂げ、1992年に日本に持ち帰った第1号の抗体医薬である抗IL6受容体抗体のアクテムラは、1997年から臨床試験が始まり、研究所でやるべきことは終わっていた。その後、アクテムラに続いて3つほど抗体医薬の研究プロジェクトが進められていたが、それらは単発的なものだった。

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