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バイオエコノミー──日本が選択すべき道──

新たな欧州バイオエコノミー戦略と我が国のバイオ戦略の方向性について

(2018.12.21 08:00)1pt
増田宏之=株式会社三菱ケミカルリサーチ調査コンサルティング部門2部 研究員         小林幹=株式会社三菱ケミカルリサーチ調査コンサルティング部門2部 主幹研究員

 欧州委員会は、2012年に策定したバイオエコノミー戦略の5年間を振り返り、本戦略の成果と課題を分析した上で、2018年10月、新たなバイオエコノミー戦略を発表した。本稿では、更新されたバイオエコノミー戦略の内容から、欧州バイオエコノミーの動きを把握するとともに、現在、統合イノベーション推進会議で検討されている我が国のバイオ戦略策定の方向性について、日本が選択すべき道を考察する。

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編著者:日本バイオ産業人会議(JABEX)
JABEX  JABEXは日本の広範なバイオ産業の代表者が結集し、バイオ産業の健全な発展のため、バイオ産業が抱える課題に取り組み、提言し、行動する組織です。農林水産・食品産業技術振興協会の荒蒔康一郎会長(キリンビール元社長)が世話人代表を務め、主要バイオ関連企業の経営者らが会員に名を連ねます。本連載は、JABEXの取りまとめにより、バイオ関連の研究者、各団体の関係者らに執筆いただく予定です。
  「バイオエコノミー」という言葉は、日本では聞き慣れないが、経済協力開発機構(OECD)が2009年に「2030年に向けてのバイオエコノミー:政策課題の設定」とする報告書を出して以来、欧米アジアの各国ではそれぞれの国に見合ったバイオエコノミー戦略を策定し、再生可能な生物由来の資源の活用と、それを経済成長に結び付ける方針を打ち出している。本連載では、こうした海外を中心とする動向を紹介しながら、日本としてこの課題にどう取り組んでいくべきかを、読者と共に考えていきたい。