仰天の売り上げ予測

 医薬品の開発を進めるか否かを決定する際、上市(発売)されたときの売上高を予測するものである。どんな効果があり副作用がどうなのか全く予想もできない段階で数値を出すのは、革新的医薬品を研究開発する身にとっては実にばかばかしいことに思えた。その時点で販売されている既存品の売上高合計金額を市場規模とし、それらと比較してどの程度のシェアを獲得できるのか予想して、その製品の売上高を算出する──つまり、革新的医薬品の登場によって市場規模が拡大することを全く計算に入れないのである。従って、発売前の売上高は実際よりも小さくなりがちだった。



【170321訂正】図の説明が入れ違えていました。お詫びして訂正します。

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