科研費で分かる厳しい研究現場の状況

 もともと日本の大学では、各研究室に数十万円から1000万円程度配分される校費が毎年配分され、その上で科学研究費補助金(科研費)などの競争的資金を獲得し、研究を行っていた。もちろん、校費は研究だけでなく、大学院生の教育や出張旅費などにも使われていたが、全く新しいアイデアを試してみるような研究、大隅良典東京工業大学特別栄誉教授のような顕微鏡観察をじっくり行うといった地道な研究などを行うには十分なものであった。そうした研究を通じて、新たな学問領域を切り開いたり、新たな発見が生まれてきた。

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