寛和久満夫の深読み科学技術政策(第138回)

マイクロバイオーム研究の必要性、その2

(2016.10.04 00:00)1pt
寛和久満夫=科学ジャーナリスト

 マイクロバイオーム研究は米国だけでなく、欧州でも積極的に行われている。欧州では、2008年にMetaHITプロジェクトがスタートした。FP7(第7次研究・技術開発のための枠組み計画)の下、4年間で2200万ユーロが投入された。EU7カ国と中国から、15の研究拠点(アカデミア、国立研究所、企業)が参加し、消化管の微生物叢に着目し、食品や栄養学と関連づけた研究が行われた。プロジェクトは、微生物のゲノム解析、微生物機能解析のための技術開発、バイオインフォマティクス、遺伝素因と表現型、宿主(ヒト)と細菌の関係、アウトリーチ(ELSI含む)という6つの柱が立てられている。プロジェクト期間内には、大規模な国際会議が開催され、米HMPとの連携強化も行われた。

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