日本の研究の危機的状況、その2

 研究費以外に論文生産を低下させている要因が人材である。



 日本の研究者数は、2016年時点で66.2万人(フルタイム当量〔FTE〕換算値:実際に研究に従事している時間から割り出した人数、実数は90.7万人)であり、中国の161.9万人(2015年)、米国の135.2万人に次ぐ、世界第3位の規模である。韓国の研究者数は、2010年以降、フランス(26.7万人)、イギリス(28.9万人)を抜いて、2015年現在で35.6万人と、ドイツ(35.8万人)にほぼ並んでいる。ほとんどの国では、研究開発費と同様、企業の研究者数が最も多いが、英国だけは大学の研究者数の方が多いのは特徴だ。

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