前回でも指摘したように、近年の長鎖DNA合成技術の進展に伴って、人工ウイルスや人工細菌が誕生した。現時点では、長鎖DNA合成技術を悪用したバイオテロなどは報告されていないが、現在の長鎖DNA合成技術を駆使すれば、地球上から撲滅されたウイルスの復元や既存ウイルスの毒性を増強することができる。しかも、マイクロアレイ法の開発に伴って、人工ゲノムの原料となるオリゴDNAの価格が大幅に低下し、研究資金の乏しい個人の研究者でも学術論文に掲載されている手法を再現すれば人工ウイルスが合成できる。

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