寛和久満夫の深読み科学技術政策(211回)

インパクトを優先させた広報発表のリスク

(2018.03.13 08:00)1pt
寛和久満夫=科学ジャーナリスト

 内閣府は2018年3月9日、革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の山川プロジェクトが行っている、脳科学を民間企業にも広げようというBHQチャレンジを中止すると発表した。科学的根拠が不明確な形で「カカオ含有率の多いチョコレートには、脳の若返り効果がある」と受け取られる発表をし、なおかつ、一企業の宣伝活動にImPACTという国家プロジェクトが利用されてしまったというのが、その理由だ。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み

ONLINE法人版無料トライアル(2週間)でも記事の続きがお読みいただけます。
※トライアルのお申込みは「法人(内におけるご担当者の方)」に限ります。

無料トライアルお申込み

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • 「世界の創薬パイプライン2018/2019」
    海外ベンチャーの創薬プロジェクトを大幅拡充。自社の研究テーマと関連するパイプラインの動向、創薬研究の方向性や競争力、開発状況の他社比較に有益なデータとして、自らのポジショニングを確認できます。
  • 新刊「日経バイオ年鑑2019」
    この一冊で、バイオ分野すべての動向をフルカバー!製品分野別に、研究開発・事業化の最新動向を具体的に詳説します。これからのR&D戦略立案と将来展望にご活用ください

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧