「何をやって何をやらないのか」と「やると決めたらとことんやる」

 今年9月の終わりにスタートした「イノベーションの系譜─ヘムライブラ誕生の舞台裏」の連載を書き終えました。今回の取材を通して痛感したのは、最終回のタイトルにもあるように、中外製薬が「選択と集中」、つまり「何をやって何をやらないか」ということを突き詰めてきた会社であるということです。抗体技術を深めるとなれば徹底的に深めていく。「そこまでやるのか」と思うような徹底ぶりには少しあきれもしたぐらいです。でも、そこまでやったからこそ自信も出てくるということでしょう。普通だったら、「無駄になるかもしれない」とためらうところを徹底してできたのは、スイスRoche社グループの資本傘下に収まり、米Genentech社と兄弟会社となって切磋琢磨する環境に身を置いたからかもしれません。

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