日本と米国のビジネス戦略考

米Turalik社からPeloton社へ、転写因子創薬に必要だった約30年の粘り

(2019.06.13 08:00)1pt
橋本千香=米Gallasus社

 2019年5月、米Merck社が、米Peloton Therapeutics社を買収するための契約を結んだとの一報に触れ、「あゝ、やっとだなぁ」と、感慨深い思いになった。

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橋本千香(はしもと ちか)
米Gallasus社
橋本千香  日本企業の研究所に勤務後、渡米。シリコンバレーにて複数のバイオテク企業で欧米企業との共同研究開発等担当。米AGY Therapeutics社の創業に参加し、ビジネスデベロップメントを担当。その後、米Gallasus社を設立、バイオ・ライフサイエンス分野などの技術導入、ビジネス戦略立案、投資、買収などのコンサルティングに携わる。現在は日本に戻り、ガラサス合同会社(東京・千代田)でコンサルティングを継続中。米国シリコンバレーでのスタートアップ経験から、大学・研究機関のシーズの事業化を後押ししている。
 米国のバイオ業界で長年、コンサルティングを手掛ける橋本氏が、日本と米国の投資環境、事業環境の違いを踏まえながら、ビジネスディベロッピングについて解説します。米国での事業展開のヒントが満載です。

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