小崎J太郎のカジュアルバイオ

国立長寿医療研究センター、日本版FINGER研究を開始

「認知症予防にエビデンス無し」に応える
(2019.07.01 08:00)1pt
小崎丈太郎=医学・生命科学記者

 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)のグループが中心となって、生活介入による認知症の遅延効果を検証する臨床研究「J-FINGER研究」(仮)が始まる。2019年6月18日に政府がまとめた2025年までの認知症対策の施策「認知症新大綱」では、「共生」と共に認知症の進行を遅らせる「予防」が柱に据えられたが、大綱の素案にあった予防の数値目標は認知症の当事者団体などから批判を浴びて見送られた。寄せられた批判の1つが「予防に確たる証拠が無い」というもの。長寿研が開始する臨床研究は、その声に応えることになる。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み

ONLINE法人版無料トライアル(2週間)でも記事の続きがお読みいただけます。
※トライアルのお申込みは「法人(内におけるご担当者の方)」に限ります。

無料トライアルお申込み
小崎丈太郎
医学・生命科学記者
小崎丈太郎 1959年東京生まれ。1984年日経マグロウヒル社に入社。「日経バイオビジネス」元編集長。2019年よりフリーの医学・生命科学記者として活動。日経スタイル、日経メディカルオンライン、日本経済新聞、「QLifePro」などに寄稿。時々、ラジオにも出演。
医療、食糧、環境・エネルギーにかかわる問題をバイオテクノロジーがどのように解決していくのか? 徹底した現場取材を基に解き明かします。

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • セミナー「データ駆動型R&Dの最新事例」
    2019年9月12日(木)開催!「データ駆動型R&D」とは何か。創薬の研究プロセスにも応用可能なデータ駆動型R&Dの先進事例を紹介。米Merck、アステラス製薬、富士フイルムなどの取り組みから学ぶ、新しい研究開発手法のヒント。
  • 最新刊「バイオベンチャー大全 2019-2020」
    日本発の将来有望なシーズを実用化・事業化へつなぐ、未上場ベンチャー267社の詳細リポート集!提携先を求める製薬企業や、投資先を探るベンチャーキャピタルにとって、バイオベンチャーの企業価値、コア技術の展望を見通すために有益です。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧