血液がん領域で注目のクローン性造血、予防ゲノム医療の切り札になるか

 野生型遺伝子(正常な遺伝子)が、がん遺伝子に変異することががん化の第一歩。一方で、がん遺伝子ほど目立った悪さをしていない、造血細胞の遺伝子変異が加齢に伴って増えてくるクローン性造血(clonal hematopoiesis:CH)が注目されている。血液がんの前がん病変と理解されてきたが、最近では様々な加齢性疾患との関連が指摘されるようになってきた。将来は、血清コレステロール値や血圧などと並ぶ疾患予測マーカーになるかもしれない。2022年5月に横浜で開催された第44回日本造血・免疫細胞療法学会総会では、シンポジウムでCHの最新の研究が報告された。

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