これもコロナエフェクト?中国で感染症の発症が激減したワケ

 中国国家衛生健康委員会(以下『国家衛健委』)は2020年6月29日、2020年5月度の『全国方伝染病流行情況』(以下中文の『伝染病』は『感染症』の意)を発表しました。実は6月16日には4月度(!)の月報が発表されていました。1カ月の間に2つの月報が出されるというのは、昨年の8月2日に2019年6月度の、そして8月27日に7月度の月報が出されており、衛生健康委員会に名称変更してから1年以内に2度もこのような状況が出来(しゅったい)するという事態。前回(6月16日付)はイライラさせられて、当初の予定を変更して中国の感染症月報の発表タイミングや感染症の分類(甲・乙・丙類)とその内容、そして、甲類感染症の1つであるペストについての記事を書くことになってしまいました。今回は、5月度月報を基に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の近況をおさらいした後、個別の感染症について書き進めてみたいと考えています。

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