ベンチャー探訪
免疫障害性統合失調症の診断薬と治療薬の開発を目指すRESVO
JTと難病の治療薬の開発を目指して共同研究契約を締結
(2018.07.10 08:00)

坂田亮太郎

創薬ベンチャーのRESVO(東京・大田、小林宣文社長)は免疫障害に由来する統合失調症患者を判別する簡便な手法を開発、2019年中にも研究用として販売する計画だ。同社は統合失調症の病態メカニズムからその診断薬や治療薬の開発を目指している。患者の中でも3割から4割を占めるとみられる免疫障害性統合失調症の患者をえり分け、そうした患者に効果のある治療薬を探索する。