
アイバイオズは、炎症性腸疾患(Inflammatory bowel disease:IBD)などを対象に、低分子薬の研究開発を進めているベンチャー企業だ。もともと外資系の臨床開発受託機関(CRO)で後期臨床試験の運営に携わっていた佐藤旭男代表取締役兼CEOが、アカデミアの優れた研究成果を早期に実用化したいという思いから2015年6月に設立した。設立後すぐに岡山大学の有機合成系の研究室などと共同研究を開始。2016年4月には同研究で見いだされた低分子化合物をライセンスインし、2018年まで慶応義塾大学や北海道大学との共同研究で導入した候補物質の詳細な作用メカニズムなどを検証してきた。これまでにBeyond Next VenturesとAxil Capitalからシード資金(金額は非開示)を調達している。
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