
政府の「10兆円規模の大学ファンド」に関連して、研究者など科学関係者で構成されるNPO法人の「日本科学振興協会(JAAS)」が2022年4月20日、資金用途に関する提言書を提出した。ファンドの運用益を使い、若手研究者の雇用安定策などを充実させることを求めている。資金獲得競争は避けられない現実を認めつつも、雇用や研究費は広く分配したい──そんな苦悩がにじむ内容だ。
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