1990年代終わりから、2000年代初めにかけて、我が国における再生医療を取り巻く環境は、旧来の医薬品の延長で物事を考える承認審査担当者の壁に阻まれ、再生医療等製品の研究・開発は先の見通せない状態が続いていた。その中にあって、困難を克服し、奇跡的に承認にまで到達したのが、患者自身の皮膚組織から表皮細胞を培養し、シート状にし、重症の広範囲熱傷の治療に用いる「ジェイス」(ヒト(自己)表皮由来細胞シート)である。

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