厚労行政を斬る

審査や安全対策に医療現場を経験した人材の配置を

(2019.08.23 08:00)1pt
医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長 土井脩

 新薬開発や承認審査、市販後の安全対策の各場面において、当然ではあるが、患者や医療現場の視点が、これまで以上に重要になっている。近年は、患者中心の医療、Patient Reported Outcome(PRO:患者報告アウトカム)など、患者を医療の主役に置き、患者からの訴えを医薬品の評価等に生かす試みが世界中で進められている。

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土井脩(どい おさむ)
元厚生省大臣官房審議官、医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長
1969年東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了、同年国立予防衛生研究所入所。79年厚生省(当時)に入省し、90年同省薬務局審査第一課長・新医薬品課長、92年同安全課長、94年同麻薬課長、95年医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構審議役を経て、96年厚生省大臣官房審議官(薬務担当・医薬安全担当)に就任。2001年まで審議官を務め、医薬品医療機器総合機構理事などを経て07年に医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団の前身となる日本公定書協会理事長に就任した。
元厚生省大臣官房審議官である医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長の土井脩氏に、厚生労働省の最近の施策に対する批評や見解を寄稿していただく。

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