
欧米の製薬企業の2019年度決算を読み解くシリーズ。今回は、事業再編を進める米Pfizer社について報告する。事業再編に際し、同社は2019年度から事業セグメントを変更した。特許期間が満了した製品を取り扱ってきたエスタブリッシュ医薬品事業部門を発展的に改組して「アップジョン(UPJOHN)事業部門」を新設。この部門では、非感染性疾患(NCDs)領域の治療薬を取り扱うことになった。インターナル・メディシン、オンコロジー、ワクチン、炎症・免疫、希少疾患などの各部門は「バイオファーマシューティカルズ(BIOPHARMA)事業部門」に集約し、さらに同事業部門内に抗生剤や抗真菌薬などを扱う「病院」部門を新たに設立した。
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