伊藤勝彦の業界ウォッチ

平成の薬史(6-3)ノーベル賞受賞につながったニボルマブが登場

後期編:2009年(平成21年)から2019年(平成31年)
(2019.08.08 08:00)1pt
伊藤勝彦=医薬品業界アナリスト

 平成後期の注目度1位の抗体医薬は、ニボルマブではないだろうか。ニボルマブについては「高額薬価の問題」「ノーベル賞受賞」「京都大学とその対価を巡る対立」などが大きな話題となった。話題性のあるニボルマブであるが、それだけ画期的であることを示している。

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伊藤勝彦(いとう かつひこ)
医薬品業界アナリスト
伊藤勝彦 薬学博士。薬剤師。1986年東京薬科大学卒、東京理科大薬学部修士課程修了後、吉富製薬(現田辺三菱製薬)入社。2001年からソシエテジェネラル証券、ドイツ証券で証券アナリスト業務に従事。日興アントファクトリーで、バイオベンチャー企業への投資業務を行う。投資先の免疫生物研究所では、株式公開業務の責任者として取締役経営企画室長を務めた。現職でバイオベンチャーの医化学創薬の代表取締役社長、ジェネティックラボの非常勤取締役を務めるほか、医薬品業界アナリストとして、創薬パイプラインの分析や製薬業界を分析する記事を日経バイオテクに執筆している。
薬学博士、薬剤師であり、国内の製薬企業で研究者として働いた経験を持つ伊藤氏が、世界の製薬・バイオ業界の現状についてデータを交えながら解説する連載。大手製薬の業績、新薬開発状況、売上高トップの医薬品の情報など、本コラムを通じてアップデートしてください。

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