伊藤勝彦の業界ウォッチ

上場バイオベンチャーと製薬企業の年間報酬調査2017年度

ベンチャー39社の年間給与は前年比増の平均745万円、役員報酬は1億円超が9人
(2018.08.01 08:00)1pt
伊藤勝彦=医薬品業界アナリスト

 幾つかの製薬企業では、厳しい環境下、早期退職者優遇制度を活用しながら人員減らしを敢行している。アイルランドShire社の買収の成否が注目される武田薬品工業が発刊した「2017年度DATA BOOK」を見ると、同社の2017年度末の連結人員は2万7230人で2016年度末から2670人も減少している。1年間という期間で社員が10%近くも減少。その数は国内中堅企業の社員数に匹敵する。

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伊藤勝彦(いとう かつひこ)
医薬品業界アナリスト
伊藤勝彦 薬学博士。薬剤師。1986年東京薬科大学卒、東京理科大薬学部修士課程修了後、吉富製薬(現田辺三菱製薬)入社。2001年からソシエテジェネラル証券、ドイツ証券で証券アナリスト業務に従事。日興アントファクトリーで、バイオベンチャー企業への投資業務を行う。投資先の免疫生物研究所では、株式公開業務の責任者として取締役経営企画室長を務めた。現職でバイオベンチャーの医化学創薬の代表取締役社長、ジェネティックラボの非常勤取締役を務めるほか、医薬品業界アナリストとして、創薬パイプラインの分析や製薬業界を分析する記事を日経バイオテクに執筆している。
薬学博士、薬剤師であり、国内の製薬企業で研究者として働いた経験を持つ伊藤氏が、世界の製薬・バイオ業界の現状についてデータを交えながら解説する連載。大手製薬の業績、新薬開発状況、売上高トップの医薬品の情報など、本コラムを通じてアップデートしてください。

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