伊藤勝彦の業界ウォッチ

海外大手企業の2017年決算を読む―米BMS社、米Eli Lilly社編

BMS社の「オプジーボ」は50億ドルに迫る売り上げを達成
(2018.03.02 08:00)1pt
伊藤勝彦=医薬品業界アナリスト

 欧米の大手製薬企業の2017年の業績をレビューするシリーズ。今回は、抗PD1抗体「オプジーボ」と直接Xa因子阻害薬「エリキュース」が高い伸びを示した米Bristol-Myers Squibb(BMS)社と、複数の主力製品の特許満了が続いて苦しんだが新薬群が育ち、3期連続で増収を達成した米Eli Lilly社を取り上げる。Eli Lilly社については、得意とする糖尿病領域では競合品が承認されたことで収益にどのくらいの影響が出るのかが注目されている。

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伊藤勝彦(いとう かつひこ)
医薬品業界アナリスト
伊藤勝彦 薬学博士。薬剤師。1986年東京薬科大学卒、東京理科大薬学部修士課程修了後、吉富製薬(現田辺三菱製薬)入社。2001年からソシエテジェネラル証券、ドイツ証券で証券アナリスト業務に従事。日興アントファクトリーで、バイオベンチャー企業への投資業務を行う。投資先の免疫生物研究所では、株式公開業務の責任者として取締役経営企画室長を務めた。現職でバイオベンチャーの医化学創薬の代表取締役社長、ジェネティックラボの非常勤取締役を務めるほか、医薬品業界アナリストとして、創薬パイプラインの分析や製薬業界を分析する記事を日経バイオテクに執筆している。
薬学博士、薬剤師であり、国内の製薬企業で研究者として働いた経験を持つ伊藤氏が、世界の製薬・バイオ業界の現状についてデータを交えながら解説する連載。大手製薬の業績、新薬開発状況、売上高トップの医薬品の情報など、本コラムを通じてアップデートしてください。

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