伊藤勝彦の業界ウォッチ

大手海外企業の2017年第2四半期決算―英AZ社、英GSK社編

GSK社は4つの領域に資源を集中、30以上のプロジクトを中止
(2017.09.01 00:10)1pt
伊藤勝彦=医薬品業界アナリスト

 今回からは、欧州企業の決算を詳報する。最初は英国企業であるAstraZeneca(AZ)社とGlaxoSmithKline(GSK)社。AZ社は、前年度に1位と2位の製品が2桁の減収となり苦戦する一方で、癌領域については2桁の伸びを示した。GSK社は、ポンド安となった為替のプラス影響を受けているが、実質ベースでも増収を確保。特にスイスNovartis社から事業譲渡を受けたワクチンセグメントは2桁増と堅調な決算に寄与した。

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伊藤勝彦(いとう かつひこ)
医薬品業界アナリスト
伊藤勝彦 薬学博士。薬剤師。1986年東京薬科大学卒、東京理科大薬学部修士課程修了後、吉富製薬(現田辺三菱製薬)入社。2001年からソシエテジェネラル証券、ドイツ証券で証券アナリスト業務に従事。日興アントファクトリーで、バイオベンチャー企業への投資業務を行う。投資先の免疫生物研究所では、株式公開業務の責任者として取締役経営企画室長を務めた。現職でバイオベンチャーの医化学創薬の代表取締役社長、ジェネティックラボの非常勤取締役を務めるほか、医薬品業界アナリストとして、創薬パイプラインの分析や製薬業界を分析する記事を日経バイオテクに執筆している。
薬学博士、薬剤師であり、国内の製薬企業で研究者として働いた経験を持つ伊藤氏が、世界の製薬・バイオ業界の現状についてデータを交えながら解説する連載。大手製薬の業績、新薬開発状況、売上高トップの医薬品の情報など、本コラムを通じてアップデートしてください。

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