伊藤勝彦の業界ウォッチ

2016年業績レビュー―英GlaxoSmithKline社、英AstraZeneca社編

欧米の大手製薬企業の決算を読む
(2017.02.17 00:10)1pt
伊藤勝彦

 今回は、GlaxoSmithKline(GSK)社とAstraZeneca(AZ)社について解説する。GSK社は、ポンド安となった為替のプラス影響を受けて二桁の増収となった。パイプラインに関しては、3成分を配合する慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬候補を計画通りに申請を果たした。AZ社は、上位3製品が減収となり苦戦した。糖尿病治療薬群は、2桁の伸びを示した。SGLT2阻害薬の伸張が寄与した。

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伊藤勝彦(いとう かつひこ)
コラムニスト
伊藤勝彦 薬学博士。薬剤師。1986年東京薬科大学卒、東京理科大薬学部修士課程修了後、吉富製薬(現田辺三菱製薬)入社。2001年からソシエテジェネラル証券、ドイツ証券で証券アナリスト業務に従事。日興アントファクトリーで、バイオベンチャー企業への投資業務を行う。投資先の免疫生物研究所では、株式公開業務の責任者として取締役経営企画室長を務める。現在は、バイオベンチャーの支援をしながら、製薬企業とバイオベンチャーとがWin-Winの関係を構築できないかか模索している。
薬学博士、薬剤師であり、国内の製薬企業で研究者として働いた経験を持つ伊藤氏が、世界の製薬・バイオ業界の現状についてデータを交えながら解説する連載。大手製薬の業績、新薬開発状況、売上高トップの医薬品の情報など、本コラムを通じてアップデートしてください。