伊藤勝彦の業界ウォッチ

2016年上半期、海外大手製薬の決算―ドイツBayer社、フランスSanofi社編

Bayer社は微減収も2桁増益を確保、Sanofi社は減収減益
(2016.08.23 00:08)1pt
伊藤勝彦

 2016年上半期、ドルに対してユーロ高となった為替は、欧州の製薬企業の業績にマイナスに影響した。そうした環境下、ドイツBayer社では医療用医薬品が進捗し、収益をけん引した。パインラインの開発では、経口アンドロゲン受容体阻害薬のBAY-1841788(ODM-201)の前立腺癌のフェーズIIIが新たに開始された。フランスSanofi社は主力の医薬品が苦戦し、減収減益となった。下半期にはデュピルマブがアトピー性皮膚炎治療薬として申請される計画を発表している。

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伊藤勝彦(いとう かつひこ)
医薬品業界アナリスト
伊藤勝彦 薬学博士。薬剤師。1986年東京薬科大学卒、東京理科大薬学部修士課程修了後、吉富製薬(現田辺三菱製薬)入社。2001年からソシエテジェネラル証券、ドイツ証券で証券アナリスト業務に従事。日興アントファクトリーで、バイオベンチャー企業への投資業務を行う。投資先の免疫生物研究所では、株式公開業務の責任者として取締役経営企画室長を務めた。現職でバイオベンチャーの医化学創薬の代表取締役社長、ジェネティックラボの非常勤取締役を務めるほか、医薬品業界アナリストとして、創薬パイプラインの分析や製薬業界を分析する記事を日経バイオテクに執筆している。
薬学博士、薬剤師であり、国内の製薬企業で研究者として働いた経験を持つ伊藤氏が、世界の製薬・バイオ業界の現状についてデータを交えながら解説する連載。大手製薬の業績、新薬開発状況、売上高トップの医薬品の情報など、本コラムを通じてアップデートしてください。

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