検証 企業価値

抗癌剤は十分リターンを得られるか?

(2017.11.06 00:36)1pt
2017年11月06日号
関篤史=UBS証券バイオ医薬品セクターアナリスト

 2016年8月5日金曜日の夜。オプジーボのファーストライン非小細胞肺癌患者のフェーズIII CheckMate-026について、世界中が素晴らしい結果が出るに違いないと確信していた。米Merck社が同年6月16日にキイトルーダのフェーズIIIに成功したように。だが、午後9時22分には失敗が公表された。PD-L1発現カットオフ5%以上の患者で、無増悪生存の統計的有意な延長は示されなかった。午後10時30分、ニューヨーク証券取引所の取引が開始され、米Bristol-Myers Squibb(BMS)社の時価総額はその日に240億ドル失われた。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み

ONLINE法人版無料トライアル(2週間)でも記事の続きがお読みいただけます。
※トライアルのお申込みは「法人(内におけるご担当者の方)」に限ります。

無料トライアルお申込み

検証 企業価値のバックナンバー

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • 新刊「世界の創薬パイプライン2018/2019」
    2018年7月31日発行!海外ベンチャーの創薬プロジェクトを大幅拡充。自社の研究テーマと関連するパイプラインの動向、創薬研究の方向性や競争力、開発状況の他社比較に有益なデータとして、自らのポジショニングを確認できます。
  • 「日経バイオ年鑑2018」
    最新データからわかる、バイオ分野の[開発][市場][産業]動向。バイオ事業戦略の頼れる味方。自社のR&D戦略を描くために、マクロな視点で将来を展望する一冊です。
  • セミナー「創薬R&Dにおける新たな試み」
    2018年9月21日開催!創薬R&Dにおける新たな試みをテーマとし、これからの研究開発者にとって「創薬研究に役立つヒント」を提供。第一三共、大日本住友製薬、アクセリード ドラッグディスカバリーパートナーズのキーパ-ソンが提言。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧