抗癌剤は十分リターンを得られるか?

 2016年8月5日金曜日の夜。オプジーボのファーストライン非小細胞肺癌患者のフェーズIII CheckMate-026について、世界中が素晴らしい結果が出るに違いないと確信していた。米Merck社が同年6月16日にキイトルーダのフェーズIIIに成功したように。だが、午後9時22分には失敗が公表された。PD-L1発現カットオフ5%以上の患者で、無増悪生存の統計的有意な延長は示されなかった。午後10時30分、ニューヨーク証券取引所の取引が開始され、米Bristol-Myers Squibb(BMS)社の時価総額はその日に240億ドル失われた。

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