腸管上皮細胞は体の内と外を分け隔て、外来の異物に対する防御バリアとして働いている。腸管上皮細胞はさまざまな糖転移酵素を発現しているが、その中の一つであるフコース転移酵素は、ウイルスなどの病原性微生物の感染や、慢性の炎症性腸疾患であり難病の一つであるクローン病といったヒトのさまざまな疾患関連遺伝子の一つとして報告されている。しかし、腸管上皮細胞におけるフコース転移酵素の発現がどのような機構によって制御されているのか、腸管上皮細胞に発現しているフコースが生体内においてどのような役割を果たしているのかなどほとんど明らかとなっていない。

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