東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)のA.シコラ助手、ラモン・アスコン助教、W.タイゼル ジュニア主任研究者らの研究グループは、東北大学大学院工学研究科の梅津光央准教授らの研究グループと共同で、レールのように配置したカーボンナノチューブ(CNT)にキネシンと呼ばれる分子モータータンパク質を固定化することで、生体分子(微小管)を一定方向に輸送することに成功しました。これまでにも液の流れや電場を利用する生体分子の輸送方法は提案されてきましたが、本手法では化学エネルギーにより駆動する分子モーター(キネシン)を利用することでポンプや電源を外部に備え付ける必要が無くなり、従来のデバイスと比べて小さい輸送システムで分子を一定方向に輸送することが可能となります。これにより、製薬などにつながるタンパク質分析などを行う装置の小型化などが期待されます。

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