現在、博多に向かう機中です。九州大学に経産省の支援で創設された先端医療イノベーションセンターの開所式を取材するためです。医療が政治的、産業的イッシューになった象徴とも言える組織です。今まで、福祉として供給されてきた医療をどうやって産業化し、雇用を生み、そして同時に国民の健康と安心を実現できるのか?高齢化社会によって、消費は全セクターで委縮しますが、唯一伸びる消費は健康と医療関連です。医療を産業化しなくては、この国の成長の余地はなく、従来の福祉的な医療供給体制だけでは、医療の技術革新を適切に取り入れ、国民の健康を増進させることもままならない。ドラッグラグやデバイスラグを生んだ、我が国の構造的欠陥です。九州大学に我が国で初めて芽生えた、医療の産業化の種子が順調に育つかは、今後も検証しなくてはならないでしょう。少なくとも孤島のヤシの木のように孤立しては、医療の産業化には結びつかないことは明白です。経産省、厚労省、文科省、総務省、国土交通省など我が国の総力を結集して、医療制度や医療を変革しなくては、私たちもこれからあんまり幸せにはなれない状況です。
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