***** seminarMLから情報転載 *****


セミナーメイリングリストの皆様

以下の通り特別講義を開催いたします。
皆様のご来聴をお待ち申し上げております。

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東京理科大学 大学院特別講義「免疫記憶・炎症研究の新展開」の御案内

<日 時> 平成23年9月3日(土) 13:00~17:30
<場 所> 東京理科大学 野田校舎 カナル会館 3F 会議室
<形 式> 口頭発表25分・質疑応答5分

Session1 13:10-15:10
免疫記憶
免疫記憶はいわゆる「免疫」すなわち「一度罹った疫から免れること」の中心的機構であり、それを担うのは記
憶B細胞と記憶T細胞である。抗原に出会ったB細胞とT細胞は相互に刺激しあって活性化・増殖し、それらの一部
が記憶細胞へと分化する。しかし、どうして抗体産生細胞ではなく記憶B細胞になるのか、どうしてエフェク
ターT細胞ではなく記憶T細胞になるのか、その選択的分化を誘導するメカニズムはまだよく分かっていない。そ
もそも記憶細胞は非常に数が少なく、それらがどのような特徴を持つのか、単一の集団なのか、体内のどこに潜
んでいるのか、なぜ何十年も生きていれるのか、細胞内の仕組みはナイーブなB細胞T細胞とどう違うのか、自己
免疫やアレルギーなどの免疫病の原因となっているのか、など分からないことだらけである。この特別講義で
は、この謎だらけの細胞を何とか理解しようと努力している研究者の最近の成果を紹介していただく。

北村大介(東京理科大学生命科学研究所)
竹森利忠(理化学研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター)
山下政克(かずさDNA研究所 ゲノム医学研究室)
常世田好司(千葉大学 千葉大学大学院医学研究科 免疫発生学教室)

Session2 15:20-17:20
サイトカイン-炎症研究の新展開
~アレルギー炎症・自己免疫性炎症・慢性炎症~
サイトカインは、免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質で、特定の細胞に情報伝達をするとともに、免
疫性炎症の多くはサイトカインによって規定される。また、サイトカインは免疫応答に対して促進と抑制の両作
用をもつものが存在することにより、過度の炎症反応が起こらないよう巧妙に過剰な免疫反応を調節している。
この事から、サイトカインは様々な免疫系細胞の増殖、分化、細胞死を制御する事により、アレルギー炎症・自
己免疫性炎症・慢性炎症を構成するとともに、その沈静化を制御する本質とも考えられる。また、最近では生活
習慣のストレスが、肥満・糖尿病・動脈硬化・アルツハイマー病へと繋がって行くことが明らかにされてきてお
り、ここでもサイトカインは重要な働きを持っている。この講義では、サイトカインの観点からみた炎症研究の
現状を紹介する。

久保允人(東京理科大学生命科学研究所/理研免疫アレルギーセンター)
中西憲司(兵庫医科大学医学部 医動物)
岩倉洋一郎(東京大学医科学研究所 システム疾患モデル研究センター)
吉村昭彦(慶應義塾大学医学部微生物学免疫学教室)

<交通アクセス>
つくばエクスプレス 流山おおたかの森駅(北千住から13分;つくばから19分)乗り換え、東武野田線 運河駅下車
http://www.tus.ac.jp/info/access/nodcamp.html
http://www.tus.ac.jp/info/access/gmap/noda_gmap.html

<お問合せ先>
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東京理科大学 生命科学研究所
分子病態学研究部門
理研RCAI シグナルネットワークオープンラボ
久保允人
E-mail: raysolfc@rcai.riken.jp
Tell:04-7121-4092
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