***** seminarMLから情報転載 *****


平成23年7月11日(月)~13日(水)に「米百俵の精神」を保つ新潟県長岡市で、第30回日本糖質学会年会
-糖鎖機能解明のブレークスルーを求めて- が開催されます。
近年ゲノムの1%にもおよぶ糖鎖関連遺伝子の多くがクローニングされ、個々の遺伝子を操作したマウスの示す表現型から、タンパク質や脂質に結合した糖鎖のもつ働きが明らかになりってきました。一方でこうした糖鎖が正しく作られないと、病気の原因となることも明らかとなり多数の遺伝子が同定されてきました。

糖鎖の作られるメカニズムが明らかになる一方、同一のタンパク質に結合する糖鎖の構造が異なったり(ミクロ不均一性)、作られる臓器や動物種が異なると糖鎖の構造も異なり(臓器特異性、種特異性)、糖鎖に固有の性質としてその意義が注目されてきています。
しかし、こうした糖鎖の構造多様性が生じるメカニズムやその生物学的意義はまだまだ不明であり、ユニークなアプローチが必要です。
本年会では「糖鎖機能解明のブレークスルーを求めて」を掲げ、糖鎖の作られるメカニズムに酵素以外の新たなタンパク質が関与する知見や、糖鎖バイオプローブの合成とそれを用いた生物機能の解明、さらに糖鎖研究を触発するような技術開発に関する研究を討論することで、ブレークスルーを求めたいと思います。

糖鎖研究領域の研究者の方々のみならず、糖鎖に関心をお持ちの他領域の研究者の方々にもぜひご参加いただければと思います。
特別講演やシンポジウムでは、がんや自己免疫疾患における異常の原因解明研究やがん特異抗体に蛍光プローブを結合させた試薬の開発によりがん組織をもらさず切除することで再発防止につなぐ研究発表などが行われます。

なお、プログラム、参加登録等の詳細は学会ホームページ(http://bio.nagaokaut.ac.jp/~glyco30/index.html)をご参照ください。皆さまのご来場をお待ちしております。

会期:平成23年7月11日(月)~13日(水)
会場:長岡リリックホールとハイブ長岡(長岡市千秋3丁目)
主催:日本糖質学会
共催:日本生化学会、日本分子生物学会、日本農芸化学会、日本薬学会、日本基礎老化学会、日本化学会、日本植物生理学会、日本生物物理学会、日本蛋白質科学会、日本栄養・食糧学会、日本生物工学会、日本応用糖質学会、日本食品科学工学会、繊維学会
協賛:有機合成化学協会、日本膜学会
後援:日本癌学会、水谷糖質科学振興財団

主なプログラム「糖鎖機能解明のブレークスルーを求めて」
1. 特別講演
Regulation of Mucin-type O-Glycan Biosynthesis through the Cosmc and
T-synthase-Implication in Human Diseases
Dr. Tongzhong Ju(Emory University School of Medicine)

2. シンポジウム
蛍光プローブの精密設計による新たな生細胞応答観測の実現
浦野泰照(東京大学大学院)

糖鎖の精密合成と自己免疫疾患
石田秀治(岐阜大学)

糖鎖とナノバイオテクノロジーに基づくウイルス高感度検出法の開発
隅田泰生(鹿児島大学大学院)

3. 日本糖質学会奨励賞受賞講演(4題)
4. 一般講演とポスター発表

問合わせ先
〒940-2188新潟県長岡市上富岡町1603-1
長岡技術科学大学工学部糖鎖生命工学研究室
第30回日本糖質学会年会世話人代表 古川 清
glyco30@bio.nagaokaut.ac.jp




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