理研特別ワークショップ4月19 20日、和光 生物機能-ゆらぎ-光合成 中村振一郎特別研究室が下記の要領で開催される。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会・補助金欄、もしくはHot Newsの上フレームにある分野別Hot Newsセミナー学会を選択してアクセスできる。
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皆様

 理化学研究所の八尾です。

 差し迫っておりますが、下記ワークショップが4月19日20日に
理化学研究所和光鈴木梅太郎ホールで開催されます。たいへん
 エキサイティングな内容です。是非みなさんご参加ください。

 この会は、本年1月に始まった理化学研究所(野依理事長)と
 三菱CHHの地球快適化インスティチュート(小林義光社長)の
 共同で設立された中村特別研究室(中村振一郎主宰研究者)の
 設立を記念して開かれるものです。  

 本研究室は、高効率の生体機能(光合成、ゆらぎ、信号処理他)
 の解明を通じて、科学技術の発展・社会知創成に寄与しようと、
 理研の優れた多くの研究グループと連携して研究を開始して
 います。

 今回のワークショップの特徴は、別紙のプログラムにある通り、
 内外の多分野の一流の研究者による発表をベースに多面的な
 アプローチを追求することと、計算科学・シミュレーションを
 駆使する姿勢を示すこと、にあります。

 初日19日午後の冒頭にあります、三菱ケミカルホールディングス
 の小林義光社長及び理研社会知創成事業土肥善治本部長のご挨
 拶で、この新しい研究体に期待する長期的・グローバルな視点
 のお話がものと、見逃せない思いです。

 どうぞ皆様ふるってご参加ください。

                2011. 4. 18 八尾 徹
 yao@riken.jp

詳しくは、Google サーチで見て下さい。
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社会知創成中村特別研究室+揺律機能研究チーム
連携ワークショップ
生物を律する揺らぎのメカニズムを追い求めて
Workshop on Fluctuation Mechanism for Biological Functions
~光合成と生体信号~

開催日時:平成23年4月19日(火)13:00-17:50 + 懇親会
20日(水) 9:30-18:10
場所:理化学研究所 鈴木梅太郎記念ホール
主催:理化学研究所(中村特別研究室,揺律機能研究チーム)

Contact: Naoko Mitsuzawa (mnaoko@riken.jp Tel.048-467-9600)

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生体を活かし律している原理は、室温の「揺らぎ」を積極的に活用している、という仮説が近年注目を集めている。少なくとも、シリコンデバイスに代表される人工デバイスにとって「揺らぎ」はノイズであり誤差であるが、粘菌が生き延びようとする挙動や光合成を
行うチラコイドではむしろ、もっと積極的に「揺らぎ」が機能をプロデュースしているかもしれない。
本年2011月1月に社会知創成事業のもとに発足した中村特別研究室は、光合成をはじめとするタンパク柔構造が実現しているような高効率の化学反応に着目し、その構造と機能を理論と計算科学シミュレーションによって解明することを目標の一つとしている。量子化学を始めとした分子レベルの計算科学と独自の「揺らぎ」解析による信号処理技術を用いるのが特徴である。
また同研究室は、基幹研究所の揺律機能研究チームの着目する「揺らぎ」から創発される自律的情報処理機能の研究と深い連携関係を持ちながら研究を推進していく計画にある。
この度、中村特別研究室と揺律機能研究チームと合同で、分子レベルから、細胞、粘菌、マクロな人間の健康まで、普遍的に姿をみせる「揺らぎ」をキーワードにして国内の最先端を行く研究者を招待して、合同シンポジウムを開催し、両研究グループの目指す新しい
パラダイムシフトを議論する。

4月19日
12:30- 当日受付開始

「オープニングセッション」
13:00-13:15 ご挨拶
三菱ケミカルホールディングス社長 小林 喜光 
13:15-13:30 ご挨拶 
理研社会知創成事業本部長 土肥 義治 
13:30-13:50 地球快適化インスティテュートという試み
田中 栄司 (地球快適化インスティテュート)
13:50-14:30 快適と健康をつなぐもの
中島 平太郎+小川 博司 (Bifrostec社)
14:30-14:40 信号処理からのアプローチ
納本 淳 (理研)

14:40-15:00 コーヒー ブレイク

15:00-15:40 電気化学、表面科学、人工光合成 そしてサステイナブルの科学へ
藤平 正道 (東工大名誉教授)
15:40-16:20 ロボットの健康,または、人の健康
橋本 周司 (早稲田大学)

~ 特別ゲストの講演と音の実演 ~
16:20-17:50「見えないデザイン」 音空間の心身に対する影響と化学の音
井出 祐昭 (井出 音 研究所)

18:00- 懇親会 広沢クラブ

4月20日
9:00- 当日受付開始

「生物の揺らぎに学ぶセッション」
9:30-9:45  揺律機能とは何か 
原 正彦 (理研)
9:45-10:15  粘菌コンピュータから見えてきたもの 
青野 真士 (理研)
10:15-10:45 微生物ユーグレナを用いた情報処理 
尾笹 一成 (理研)

10:45-11:00 コーヒーブレイク

11:00-11:45 Organized randomness: ゆらぎを利用した柔軟な細胞応答
上田 昌宏 (大阪大学)

11:45-13:00  昼食


「光合成と生体のゆらぎ セッション」
13:00-13:45 光合成酸素発生を可能にするMnクラスターの原子構造 
沈 建仁(岡山大)
13:45-14:30 赤外分光で探る光合成水分解反応の分子メカニズム
野口 巧 (名古屋大)
14:30-15:15 生体分子の量子論による解析を可能にするFMO法 
北浦 和夫 (京大) 

15:15-15:35 コーヒーブレイク

15:35-15:50「光合成と生体のゆらぎ」が示唆する夢   
中村 振一郎 (理研)
15:50-16:10 糖:環境に同化する見えないエネルギー分子 
蟹江 治 (理研) 
16:10-16:30 フラクタル表面 超撥水と超親水のデザイン
内田 欣吾 (龍谷大) 
16:30-16:50 Mnクラスター機能の無機デバイス化に向けて 
藤井 克司 (東大) 
16:50-17:10 結晶構造予測法とGPUの生物学への応用
飯高 敏晃 (理研)
17:10-17:30 新しい手法の開発 FMO-NMR  
Gao QI (三菱化学科学技術研究センター) 
17:30-17:50 励起状態の半古典ダイナミクス 
小林 高雄 (三菱化学科学技術研究センター)
17:50-18:10 OECのメカニズム解明を目指した計算科学の現在 
横島 智 (東京薬科大学・理研)


問い合わせ連絡先:
理化学研究所 揺律機能研究チーム 光澤尚子 
tel: 048-467-9600,mnaoko@riken.jp
* 参加登録は特に必要ありませんが,19日の懇親会に参加される方は 
事前にご連絡いただけると幸いです。(会費:1000円)

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