***** seminarMLから情報転載 *****


以下の通りセミナーを開催いたします。
事前登録などは不要でございますので、お気軽にご参加ください。

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東京大学大学院 農学生命科学研究科

日 時: 平成 23年 2月 10日(木)17:30 ~ 18:30

場 所:東京大学 農学部 7号館A棟106号室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_07_11_j.html

演 者:鈴木 輝彦 博士(NIH/NIAID Laboratory of Immunopathology&s_comma; USA)

演 題:雄性生殖細胞分化における転写制御因子BORISの生理機能の解析

要 旨: CTCFは転写因子として様々な遺伝子の発現を活性化、不活性化するばかりでなくインプリンティングの制御やエンハンサーブロッキングなど様々なレベルで遺伝子発現を制御する因子として知られている。BORIS (Brother of the Regulator of Imprinted sites)はCTCFの唯一の遺伝子パラログであり精巣特異的に発現することが報告されている。また最近の研究からBORISは様々ながん細胞においても発現が確認されており、MAGE-A1やNY-ESO-1などガン精巣抗原の発現を誘導することなどが報告されているが、その生理的機能についてはこれまで明らかになっていなかった。そこで我々はBORIS KOマウスを作製しその生理機能について解析を行ったところ、BORISはspermatogenesisに重要な役割を果たしていることが明らかとなった。マイクロアレイ解析からBORIS KOマウスの精巣ではspermatogenesisに必須であることが知られている糖脂質修飾酵素CST (Cerebroside sulfotransferase)の発現が顕著に減少していたことから、BORISはCSTの発現制御を介してspermatogenesisを制御していると考えられる。さらにCSTには精巣特異的スプライシングバリアントCST form FTSが存在し、BORISはCST form FTSの発現を特異的に活性化していることを明らかにしている。

問い合わせ:東京大学大学院農学生命科学研究科 金井克晃
Tel. 03-5841-5384; Fax. 803-5841-8181;
e-mail: aykanai@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp



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