現在、凍てつく北京で第14回北京国際生物医薬産業発展会議を取材中です。長い夏でなまった身体には北京の烈風は身を切られるが如しです。

 この会議は歴史が長いのですが、今年度からオリンピック後の不景気対策に北京市政府が、バイオ医薬産業振興プログラム(Leap-Foward Developmento Program of Beijing Biopharmaceutical Industries、これを何故か、G20と省略しています)を打ち出してきたこともあり、活況を呈しています。残念ながらビッグファームはライセンス担当者を講演者に送り込んでいますが、我が国の企業関係者は講演者として皆無なのが情けない。羽田から4時間の距離なのに、北京におけるバイオ研究爆発(もう既に科学論文数では負けました)に我関せずの態度はあまりにももったいない。反日デモなどでカントリーリスクが増大したという判断も結構ですが、反米デモがない国は無い事実も直視して、世界戦略を進めなくてはなりません。今回の中国の場合は、安い労働力のみを求めて内陸へ進出した企業が、農村部や地方都市の住民の困窮によるリスクを負った可能性が濃厚です。北京市政府のお墨付きのサイエンスパークとは無縁のリスクでしょう。続きはここをクリック。(宮田満)